藪内彦一先生[1953(昭27)年津高卒]
在籍期間:1977~1989年
担当科目:保健体育
担当部活:硬式野球部

1 先生にとって津高とは

何と言っても歴史と伝統。自由・自主・自律の校風。国内外で活躍する優秀な人材の輩出。県内屈指の進学校。

2 津高での思い出

先ず最初に感じたのは、私服だったせいか大人に感じたこと。殊に3年生は十分に成人を感じさせた。更に思いがけないことに、3年のクラス担任を持たされることになった。しかし、接してみるとやはり生徒で、助けられながら楽しい生活を過ごした。
次に、体育科では、文部省(現文部科学省)の研究指定を受け、「授業の中での体力づくり」の実践3年継続の2年目であった。期間終了後、体育科7名で分担し合って、成果を報告書にまとめた。達成感、充実感は今でも忘れられない。
さて、何と言っても最たる思い出は、硬式野球部の顧問を12年間続けたことである。昭和59年夏にはベスト4入りをした。これはまず部員の努力の成果ではあるが、多数生徒の大声援に支えられたものでもあり、胸が熱くなった思いが今も脳裏に焼きついている。
昭和55年の100周年記念行事の折には、校歌作詞を担当された山口誓子氏が来校されたことも印象に残っている。
12年間の津高生活でしたが、楽しいことが多く、よい思い出になっています。当時のみなさん、ありがとう。お元気で。

3 近況

故障をかかえながら体力維持のためにトレーニングらしいものをしたり、市の開く「元気アップ教室」や「認知機能アップ教室」などに参加したりなどして、常に健康を意識した毎日を送っています。
最後になりましたが、母校・津高の益々の発展を祈念して、フレーフレー津高!!