土方清裕先生
在籍期間:2004~2013年
担当科目:国語
担当部活:水泳部

1 自分にとって津高とは

それぞれ自分なりの「志」を持った若者が、多様性の中で育っていく学校であって欲しいと考えていました。
在職当時、「津高」は『踊る大捜査線』だ」とよく話をしていました(織田裕二も柳葉敏郎もユースケ・サンタマリアも深津絵理もみんないて、将来、それぞれの立場で社会で活躍してほしい)。
また、そのような生徒たちのおかげで、教員が鍛えられる学校だと思います。私自身も、生徒のおかげで随分成長させてもらいました。

2 津高での思い出

平成20年度から3年間、進路指導主事をさせていただきました。社会で自分らしく生きる力をつける「キャリア教育」と、将来の夢につながり自分を成長させるための「受験」との両立に、文字通り必死に取り組みました。おかげで、ものすごく成長させていただきましたし、生徒から学ぶこともすごく多かったです。当時始めた「西村ゼミ」は今も続いているようで、嬉しく思っています。
また、平成24年度の1年間だけでしたが、1学年主任をさせていただきました。最近、当時の生徒が社会人となって出会うことが続き、大したことはできなかったのにもかかわらず、声をかけてもらい、大変ありがたく感じています。
そして9年間、水泳部の顧問をさせていただきました。振り返ると、大した指導もできず、申し訳なかったという気持ちが強いです。選手たちのおかげで、いろんな経験をさせてもらい、勉強させてもらいました。生徒には感謝しかないです。
すべての経験を含め、学びの多い、成長させていただいた9年間でした。

3 近況

平成30年度から、飯南高等学校の校長をしています。現在4年目です。
地域を学びの場とした探究活動を推進し、「地域課題解決型キャリア教育」に取り組んでいます。学習指導要領の考え方である「社会に開かれた教育課程」と「学校を核とした地域創生」の両立を目指しています。
津高校とは違った形で、三重県の教育をリードできる学校でやりたいと考えています。