西川幸伸先生からのメッセージ

＊在職時の思い出＊

津高校に転勤して１年目、２年生を担任したときに、冬休み中の大晦日～元旦、伊勢神宮までクラスのみんなと遠足したこと。
平成12年度、県大会ベスト4などの功績を評価され、サッカー部が敢闘校表彰されたこと。在職時に次男と三男が生まれ、クラブの練習に連れていき、サッカー部のマネージャーに子守をしてもらったこと。
2002年サッカー日韓ワールドカップ開催時、日本vsチュニジア戦の試合観戦を我慢して授業に行ったら、生徒さんがＷ-cupのテレビ観戦のためにすでに早退していて、腹が立ったこと。
２年生の修学旅行、台風の直撃を受け、３便に分乗して北海道へ行く飛行機の２便が遅れ、やっとのことで離陸した直後にセントレア空港が閉鎖になったこと。
３年生担任時、校舎とグラウンドの間にあった百葉箱の近くにタイムカプセルを埋めて、１０年後にクラスの半数近くがちゃんと集まって掘り出して（探し当て）て、「10年後の私へ」の作文を、28歳になったみなさんの前で読ませてもらったこと。
学年主任時代は、ボートやクイズで世界大会に出場した選手や、ボランティアでも世界に旅立った生徒を送り出したりしたこと。
卒業後も弁護士や医師、管制官や研究者、教員や商社マンなどなど、ありとあらゆる分野で、国内のみならず世界中で活躍しておられる、みなさんのウワサを聞いたときは今も心が躍ります。
在職中（もちろん今もですが･･･）わがままに“オモシロイ”と思うことをいろいろやらせてもらいました。イヤな顔して（？）も付き合ってくれたクラスやクラブの生徒さんたち、応援してくれた先生方、みなさんのおかげで楽しい12年間を過ごせました。
退職間近、いま学校現場で思うこと。コロナが奪っていったモノ、いろいろあるけど、伝統（クラブ、学校行事）かな。２年間、諸行事がなくなると、先輩から後輩へずっと引き継いできた古き良き伝統が途切れてしまうことを危惧しています。病理研究者の方、医療従事者の方、行政に携わっておられる方、その他最前線で闘っておられる方々へ。よろしくお願いします！
これからも卒業生のみなさんのご活躍をエネルギーにして「オモシロイ」とおもうことをやっていきたいです。またお会いできることを楽しみにしています！！