西岡孝昭先生
在籍期間:1984~1994年
担当科目:数学
担当部活:山岳部

吉田拓郎が「恩師よ」を歌ったのは1994年。このあたりからあと、恩師という言葉を使う人は少なくなり、同窓会用語の範疇になったような気がします。「なつかしい恩師の今」というコーナーができるようですが。
楽しい生徒諸君ばかりでした。生徒会のことをなんでも教えてくれたK君。今もきっと職場で、周りの人にアドバイスする立場で活躍しているでしょう。一緒に山へ行ったS君。メロンを食べられるようになりましたか。スイカは果肉と皮が色で区別できるけど、メロンは判らんから食べへん言ってたけど。マイペースだったMさん。マイペースは素敵な生き方の流儀です。そのままで大きくなったかな。
静かだったSさん。あなたのおじいちゃんが僕の名前を付けてくれたこと、言ったかな。列車に興味のあったK君。いつだったか、新幹線を運転しているって聞きました。一度僕も、そっと運転席に入れてください。津高校に入ったときから医者をめざしていたIさん。今から30数年前、女の子が医学部へ行って勉強を続けていくのは大変だったと思います。僕のお腹の手術のとき、出会ってびっくりしました。ありがとう、おかげで元気に生きています。
年賀状をいただくMさん。娘さんの写真を見るたびにびっくり。津高校にいたころのあなたがそこに居るみたい。仲良しだったS君とNさん。やはり結婚しましたね。高校の頃のような二人の家庭が目に見えるようです。同窓生が結婚するパターンって、どれくらいあるんでしょう。文化祭、体育館で劇をしたクラスのみんな。卒業してエトピリカを見つけましたか。北海道のエトピリカは、みんなの青い鳥でしたか。
校内レガッタの練習も何度かありました。ボートの乗り方もオールの使い方も、全部教えてくれたボート部の皆さん。今でも川に出ていますか。教えてもらった皆さん、オールを握って、息を合わせて、ボートが進んで行く感動。あれからそんな体験に出会いましたか。
みんなどうしているかな?
僕の津高校はその思い出の中にあります。