笹山基起先生[1992(平5)年津高卒]
在籍期間:2007~2018年
担当科目:英語
担当部活:ソフトテニス部、ジャグリング同好会
1 先生にとって津高とは
津高には、高校時代と教員時代、併せて14年間お世話になりました。高校時代にはあまりそのありがたさに気づきませんでしたが、教員になって振り返ると、物事を自分で考え、行動できる機会、そしてそのための時間の使い方、それに伴う責任を教えてくれた場所だったと感じます。独特の文化と時間が流れている空間、「津高感」に大変感謝しています。
2 津高での思い出
高校時代は、卒業式前の集会で、学年主任の坂部先生から、「君たちの卒業証書の名前は、書道の千草先生が一人ひとり心を込めて書いてくださった。感謝の気持ちを持って卒業してほしい」と言われたことが忘れられません。
教員時代は、優秀な生徒たちに囲まれて授業の楽しさを感じられたこと、そして、津高の教壇に立つという名誉と責任感によるプレッシャーを感じて仕事ができたことです。さらには、私のカメラやIT系などの趣味の話につきあってくれる生徒が多かったことがうれしかったです。教師と生徒と、ではなく、人と人と、での会話、ウィットのある会話ができたことが楽しかったです。
また、担任クラスの生徒たちが協力してクラスを運営していた様子、ソフトテニス部の生徒たちが活躍していた様子、ジャグリング同好会の生徒たちが技を成功させた瞬間、遅くまで学校に残って一生懸命受験勉強をしていた様子、志望校合格後、お礼を言いに来てくれた生徒たちのこと、卒業後の進路の講演会などに気軽に協力してくれたことなど、全てが忘れられない思い出です。
3 近況
私の在職中のすべての卒業生の方々、また、とりわけ、生徒会執行部役員(2007~2009)のみなさん、H24(2012)年卒、H27(2015)年卒のみなさん、ソフトテニス部(2007~2018)のみなさん、ジャグリング同好会創立時のメンバーのみなさん、また、それ以外の関わりのあった卒業生のみなさん、ありがとうございました。みなさんの多くは、すでに社会で活躍されていることと思います。今後もさらにご活躍されていくことを祈念しています。