小川(伊藤)初子先生[1972(昭47)年津高卒]
在籍期間:2008~2014年
担当科目:国語
担当部活:茶道(裏)、卓球、クイズ研究会

1 先生にとって津高とは

陳腐な表現ですが、「青春そのもの」です。クラス・旧クラスで行った夏休みのキャンプ、前夜祭のファイヤーストーム、2年次の。友人たちとの交換日記等、懐かしく思い出されます。

2 津高での思い出

教員として6年、退職後は非常勤講師として5年、生徒としての3年を加えると、計14年津高でお世話になりました。校舎が高校時代とほとんど変わっていないので、在職中は高校時代の幻影を見ているような想いでした。奇しくも、3年次のクラスメート奥田真吾さんと津高で再会し、同じ学年を担任することになりました。
在職6年、うち4年担任、2年人権教育担当でした。日々の授業やSHR、LHR、人権学習の発表会、スポーツ大会、北海道への修学旅行、保護者会など、いろいろなシーンが脳裏に浮かんできます。インフルエンザで学級閉鎖となり、授業時間確保のため学年末テストが迫る放課後、授業をしたこともありました。授業を大切にする津高ならではの対応でしたが、生徒からブーイングされたのも懐かしい思い出です。部活動は茶道部を主に担当しました。外部講師川本先生指導の下、週1回の静寂でゆったりと流れる時間はせわしい日常をリセットすることができる貴重なひと時でした。もっとも、文化祭のお茶会は前日の準備から大変で、当日は席を外せない忙しさ。結局クラス展示は生徒の皆さんにまかせっきり状態で、申し訳ないことでした。至らない点が多々あったと思いますが、その都度生徒の皆さんに助けられて、母校で教職を終えられたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

3 近況・その他ご意見など

コロナ禍の中、晴耕雨読の日々に加え陶芸にはまっています。以前から季節の花を飾って楽しんできましたが、自分の作った器に花を生けたいと言う思いが強くなり、地域の陶芸クラブに入りました。なかなか思うようなものは出来ませんが、「亦楽しからずや」です。