篠原誠さんプロフィール

  • クリエーティブディレクター&CMプランナー
  • 一橋大学卒業後、電通入社。2018年独立し、篠原誠事務所設立。
  • au三太郎、UQ、家庭教師のトライ、トヨタイムズ、アタックゼロ、キリン一番搾り、マクドナルドなどの広告制作を担当。CMソング「海の声」「やってみよう」「みんながみんな英雄」「ずっともっと」「想うた」の作詞なども手がける。

■篠原さんの思い出 「食欲編」

 美杉村(現津市美杉町)出身で、高校から下宿生活だったので、思い出は食べ物に関することが多くなります。もちろん、食事は平日朝夜は下宿先で出たのですが、昼と土日はどこで食べるかが楽しみのひとつ。
私のお気に入りは津新町駅のそばにあった、「たこじゅう」。豚玉か、お金に余裕がある時はモダン焼きをたべていました。とにかくボリュームがあって、すごく楽しみだったのを覚えています。
そして、友達と一緒に行く時は、「みゆき」というお好み焼き屋さんが多かったですね。特にこれというメニューではなく、お店の雰囲気とお店に行って焼いて食べるということが、当時とても楽しかったのだと思います。

Aさん

三十数年前、食べ盛りの篠原さんの空腹を満たした新町通りのお好み焼き屋さん「たこじゅう」と「みゆき」に「こころ旅」してみましょう‥‥と言っても、今は見かけないよね、新町通りはよく通るけど。

Bさん

津高図書館の井戸本さん情報だけど、県立図書館には昔のゼンリンの住宅地図が所蔵されているそうなんで、それを手がかりに調べてみましょうか・・・・・・おぉ、ありました、ありました。

Aさん

新町の踏切から少し西、こちらも懐かしい「三重野書店」(現在空き地)のほぼ真ん前。「たこじゅう」は「多幸重」なんだね。

Bさん

そこ、今は焼き鳥屋さん。界隈の店は入れ替わっているけど、雰囲気はそのままかな。

Aさん

長年見過ごしてきたけど、この一角だけは昭和的な路地を今に残してて面白いなぁ。薄暗い路地があったり。魔界的(笑)。奥の方に目を凝らすと、床屋さんとかがあったり。

Bさん

現場に立ってみると、篠原さんがハフハフ言いながらお好み焼きやたこ焼きを頬張ってる姿、思い浮かぶわぁ(笑)。

Aさん

続いて「みゆき」。僕らはどっちか言うと大門にあった大きなお店の方を思い浮かべるけど、新町通りにも確かにあった。僕の補給地はもっぱら「スガキヤ」かカレーの「タカノ」だったけど、「みゆき」も新町通りにあった時代をかすかに覚えてる。

Bさん

ゼンリン地図で見ると、踏切から少し東の方、「福とん」のちょっと手前だわ。

Aさん

今は建物は無くなってて空き地、車が置かれてるね。

Bさん

鉄板囲んでわいわいやってたわけね。コロナ禍は自粛で淋しいけど、やっぱみんなで食べるのて楽しいもんね。

Aさん

でもさぁ、あらためて昔のゼンリンの地図とか見ると、新町通りのお店も多くが入れ替わってるよね。パチンコ屋さん、映画館、スーパーとかね、みんな郊外に移転してるし、昭和の「〇〇屋さん」というのが、ホント、減ってるよね。津全体でも「お好み焼き屋」も減りました。

Bさん

「パチンコ屋で〇〇先生を目撃!」、みたいな情報が休み明けとかに生徒の間で流れてたよね。

Aさん

何でお前それ知ってんの?みたいな情報だったけどね(笑)。

Bさん

しかし、現役のとんかつの「福とん」とかて凄ない?凄いよねぇ。今や老舗だよ、老舗。

Aさん

津新町も変わったけど、それぞれの世代に懐かしい「空腹満たし処」はあったね。

Bさん

そう、「津高東京同窓会」のホームページに「ふるさとたより」というコーナーがあるんだけど、そこで色々と津市界隈の楽しい情報を発信してくれてるのよ。村田哲也さん(昭和53年卒)渾身のレポート。津高同窓生にとっては懐かしいスポットを丁寧に紹介してくれてるので、是非覗いてみて下さい。

※東京同窓会「ふるさとたより」 懐かしい津の情報が満載!

http://www.tsukotky.com/letter

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